12月19日例会 〈クラブアッセンブリー〉「第2回炉辺会合発表」


会長の時間

 まず、先日我がクラブの17代の会長を務められました松角先輩がご逝去なさりました。当クラブのチャーターメンバーとして50年以上の在籍とその多大なご功績に対し、深く感謝し哀悼の誠をささげたいと思います。

 早いもので今年もあと10日足らずとなってしまいました。

 まずもって、新年度スタートからの半年間大変お世話になりました。

 上半期の良かった点としては序盤の地区の関連事業にうまく対応できた事、地区大会で昨年実績ベースではありますが、表彰を受けた事です。

 一方クラブ内の事業に目を向ければ、スムーズな例会及び懇親会の開催を心がけて頂き、ありがとうございました。また炉辺会合の2回の開催と日田市への移動例会の成功もあげられます。財団と米山も順調に進んでいると聞いております。担当委員会の皆様、本当にありがとうございました。

 逆に反省点でいえば、私が委員長を賜っていますクラブ戦略計画委員会を開催しなかった事等があげられます。今後の慶弔費の追加事項・会長ノミニー選考・通達方法等含めて年明けで再度協議し、理事会に審議事項として上程させていただきます。

 来年の抱負としては全ての事業を成功させることは言うまでもありませんが、中でも世界社会奉仕の能登支援事業、今年より方向転換してチャレンジして頂きます、青少年と環境の合同事業。これに是非、RACも含めていただき、清掃活動に募金活動を加えて開催してください。能登への支援へつなげて頂きたいと思います。

 その後でロータリーメンバー・米山のヒエンさん・鎮西のIAC・RACとのオールキャストで河川敷のバーベキューの開催を会長のわがままで申し訳ございませんが是非是非、実現してほしいとお願い致します。青少年たちとの交流を皆で深めましょう

 該当する委員会の皆様、特に両委員会のまとめ役の奉仕プロジェクト委員長の平田君はお骨折りいただき、事業をまとめて頂きます様にお願い致しまして、会長の時間とします。

・米山奨学生  ハ・ティ・ヒエンさん


〈クラブアッセンブリー〉「第2回炉辺会合発表」

テーマ/「験を担いだことがありますか? またどのような験を担ぎましたか? 担ぎ続けていますか?」

A班/松田リーダー  酒井セクレタリー

〇 ほとんどの出席者がお墓参りと神社への参拝が多かったです。

〇 ある人は、毎日の行動が大事で妻を怒らせない事が験担ぎの1つと言ってました。

〇 パチンコ屋で駐車場の場所をかならず決めた場所に置くと勝っていた気がする。

〇 ゴミ拾いをする。

〇 結婚式の日取りは大安吉日とか。

〇 朝日に向かってエネルギーをもらう。

〇 ゴルフでいいスコアが出た時、次回も同じ服装でプレイする。

〇 受験の前にトンカツを食べる。

〇 家を出る時は、左足から。

〇 験を担いだつもりがダメになった人がいて、高校で野球をやっていて、初めて彼女ができたそうで、その人からプレゼントにネックレスをもらって、投げたらボロボロに打たれたそうです。その後、半年で別れたそうです。

 

B班/平田リーダー  本田(憲)セクレタリー

 B班では、まず「験(げん)」とは何か? という根本的な疑問を紐解くことから話が始まりました。

 「験を担ぐとは、ある物事に対して、以前に良い結果が出た行為を繰り返し行うことで吉兆を推量(おしはかる)こと」と辞書には出てきます。

 では、験担ぎと神頼みの違いは何? 験担ぎとルーティンの違いは何? という疑問も出てきました。

 ある人は、入札に際してその業界では有名な神社にお参りに行き願掛けをしました。これは神頼みです。この願掛けをしている人は、複数人いました。しかし願掛けと験担ぎは違うということになりました。またある人は、子どもの大会期間中はずっと同じ服装で応援を続けていて、未だ負け知らずとのことです。これは全会一致で験担ぎ認定となりました。但し、洗濯しているのかとの問いにはノーコメントでした。別の人で、高校生の頃、試合の日にソックスとシューズを左足から履き試合に勝ったことで、その日以降試合の日には必ずソックスとシューズを左足から履くようになり連勝したそうです。これは験担ぎでしょう。しかし、そのうち普段も、左足から履くようになり、今では無意識に左足から履いているそうです。こうなると験担ぎではなくルーティン(習慣)となってしまっています。

 験担ぎと神頼みの違い、それは良い結果を求めて自分自身の何らかの行動を伴うものと、自分自身の行動は伴わずに良い結果を求めるものの違いではないかという結論になりました。

 そして験担ぎも、何度も繰り返すうちに、その行動を結果に関係なく自然と行うようになれば、それはもはや験担ぎではなくルーティンであるという結論になりました。

 別の話として、会社の車のナンバーで、「42」(死に)「49」(死苦・轢く)「79」(泣く)の連続するものを避けるというものもありました。「79」が付く車両で人身事故を起こしたことがきっかけで、悪く連想されるものを避けるという一種の験担ぎですが、今ではナンバーを選べるため、必要なくなったとのことです。

 最終的に、B班で験担ぎを継続している人は一人でした。

 

C班/中川リーダー  矢野セクレタリー

 冒頭、池田先生よりマイコプラズマ肺炎についての説明があり、親睦が中心のRCだから炉辺会合はとても大切だと説明を受けました。

 今回のテーマは「験を担ぐ」担ぎましぇん と言ってしまえばそいで終わってしまうがせっかく後輩の榎並が考えたとやろうけんないなっとん答えにゃあいかんじゃろ。と話されていた方はやはり野球の話でした。

 昭和49年に徳島の爽やかイレブン池田高校が準優勝した時に泊まった宿舎に我々も50年の大会の時に泊まったと。そこのおかみさんが「裏口から出入りをしたら準優勝したから貴方達も裏口から出入りをしなさい」と言われたそうで10日間ずっと裏口を使っていたそうです。験を担いだ結果、なんと見事に初戦負けした。との事でした。泥だらけの選手達は裏口から出入りしてもらった方が旅館も都合が良かったのだろうという結論に至りました。裏口から験を担いだ結果、裏目に出たという池田先生のギャグも加わりました。

 「験を担ぐ」のゲンの語源は「縁起」という同じ意味があるそうで漢字の逆さ読みからギエンがゲンとなっていったようだと説明を受けた。

 またしっかり験を担いでいる方もいた。ゴルフで勝つとそれからずっと同じパンツと靴下を履いているそうで近くに行って匂ったら勝っているのだと喜んであげてください。

 それから験を担ぐというのは上手くいくように願ってやる事だから80歳も過ぎたら願い事がないから験も担がない。朝の情報番組の占いを見て験を担いでいる方も。

 

D班/黒田(茂)リーダー  江島セクレタリー

 「験を担いだことがあるか?」については、半々の状況でした。

 意識して行っていないだけで、昔からルーティンとして行っていることが多いとの印象でした。

 主な験担ぎの例としては「左側から始める」という方が何名かいました。武田さんはこの験担ぎを小学校の先生に教えてもらって実行していたら、学年で10番以内に入ったそうです。

 この他、スコアが良かったときのボールや帽子などは次も続けて使う。宝くじを買うときは、天赦日・寅の日・大安・一粒万倍日などのいくつかが重なった日に買うなどの例があがりました。

 話し合いの当初より、「験を担ぐ」という言葉の意味についての議論から始まっていましたが、仏教の由来との説があり、仏教の修行を積んだ効果などの意味があるそうです。

 ただ、験担ぎも過度になると、強迫性障害などの弊害もありえるとのことで、注意が必要とのことでした。

 D班として、最大の験担ぎは奥様という結論に達しました。

 毎朝出かけるときにはチューをすると一日良い気分で始められるやハグをして出かけるといいスコアが出るなど、奥様最強説で締めくくられました。

 

E班/辻リーダー  川口セクレタリー

・ 出勤する前に磨く、その日履いた靴は磨く、手入れをしてから靴箱に入れるなど。

・ 毎月、又は季節ごとに必ずお墓参りに行く。仏壇に合掌する。神棚にお酒を供えて参る。

・ 先方に訪問する際、ここぞというときは左足から、そうでないときは右足から入る。

・ ここぞというときは、勝負服、勝負ネクタイ、小物を身につける。

・ 暑かろうが寒かろうが、朝起きたら15㎝窓を開ける。

・ 朝一番の水は、たらい一杯の水を流してから使う。一日の終わりにコップ一杯分の水を流す。

・ 朝起きたら、丁寧にベッドメイクをして、コーヒーを飲みながらA4方眼紙一杯にやるべき事や今思っている事などを書きだして、3分間瞑想して一日を始める。

・ 諫早公園から上に上ったところにある諫早城跡地に大楠の木があり、週4日のウォーキングの最中に、その大楠の木の前でスクワットをする。

・ 全体を通して験を担ぐことはイコールルーティンワークであり、それがより豊かな生活を送ることに繋がるのではないか。

 

F班/八戸リーダー  水頭セクレタリー

平野: 一生懸命考えたが忘れた。ゲンを担いで始めたことが今は習慣化している。左から履いて右から脱ぐ。仕事をしだしてからだと思う。

牟田: 大事な裁判の前の日は……ない。ある銘柄のビールを飲むと、その当時好きだった子からメールが来たことが7回ほどあった。銘柄は忘れたが……。(それは、そのビールを飲むと酔っぱらって知らないうちにメールをしていただけではないか)

石本: 20年くらい会社のトイレ掃除をしている。ゲンを担ぐほどのことがないので意識はしていない。

下田: 何もないが、考えてみるとお守りに「朝今日一日平和に終わってくれ」と祈る。やったからといって良かったわけではないが、やらないと気持ち悪いと感じるようになっている。いいことがあると、逆算してこれをしたからだと思うのではないかと思う。

光石: なかさ~。逆算から始まる。いいことなかもん。( だいぶやさぐれていらっしゃるようで……)ゲンを担ぎたくない。

立川: 全くない。ルーティーンなどもわざと決めないようにしている。しなかったときにそれが気になってしまうから。

板部: ありません。ミカンは伊木力みかん。(ギャンブルらしい)ゲンを担ごうとするが、やってみても続かないのでゲン担ぎにはならない。

宮﨑: 特にないが必ず月に3回神社にお参りに行く。諫早神社とか御館山神社とか。

八戸: 入札が多いので、父親からいろいろゲンを担ぐことを言われてきたので、逆にしないようにしている。うまくいったときにこれをしたからというのも違うと思うので。神社にお参りには行く。お墓参りも月に1回は行って掃除をしたり。気持ちを落ち着けるため。結果はどうでも

いいが、雑念を払うため自分のために神社や墓参りはこまめにする。

 小さな徳を積むという感覚なのかなと思いました。