・米山奨学生 ハ・ティ・ヒエンさん
2024~2025年度 会長所信表明
諫早北RC会長 大石 竜基
Diversity Equity Inclusion(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン DEI)
2024~2025年度RI会長ステファニー・アーチックさんは「ロータリーのマジック」をテーマにロータリーの力を認識して、多くの人々を救うことを広げようと世界中のロータリアンに呼びかけておられます。
進むべき変化の1つの方法として、各クラブは多様性・公平さ・包括性の原則を取り入れるべきだと述べられております。これがDEIです。
多様性を受け入れ、楽しみながら学ぶ
ロータリーのメンバーは、年齢層、性別、異業種の数、組織の規模等それぞれ異なります。特にロータリーにはJCやYEGでは得られない、更に大きなジェネレーションギャップを体感することが出来ます。ここでいうジェネレーションギャップを、悪意のある言葉で受け止めないでください。
そこにはあらゆる世代間の意識や価値観、それぞれの行動のパターンの違いによって生じる、コミュニケーションの隔たりを体験できるという、素晴らしい環境の中に我々は存在しているということです。
当然、学ぶ気が無ければストレスにもなり得ます。逆に学ぶ気になれば自身の成長にも繋がり、己の選択の幅がより大きくなると思います。
我がクラブには幸運にも3人のパストガバナーと多くのベテランの会員がいます。そしてそれぞれの時を支えてきた多くのメンバーが今も脈々とその意志を引き継いでいます。
若いメンバーは自分の会社で学び得る事が出来ない、経験に基づいた知識と知恵を、当クラブの素晴らしいベテランのメンバーから学びとってください。
そして学びのパターンはその限りではありません。逆にベテランのメンバーも然りです。
当クラブには現在、県下でも注目される若手経営者が数多く存在しています。
人はその人生を閉じるときまで、学ぶ生き物であるといいます。
どうぞベテラン・中堅の皆さんも、たくさんの若いメンバーから最新の情報、エネルギー、そして今後のトレンド等を貪欲に学び得てください。そして、それをご自分の承継者並びに若い担い手へと受け伝えてください。
年齢に関係なく、聞くことは恥ずべきことではありません。聞かずに知らないことの方が恥であるといわれております。学ぶ気がない理由に、ここでいうジェネレーションギャップは意味を成しません。
今、RIの研修スタイルは、Training(研修)からLearning(学び) へと変化を促しています。
ロータリーを語り合おう
2740地区ガバナーは大村ロータリークラブの石坂和彦君です。
「ロータリーの価値観の再発見」~一円融合~をテーマとして挙げられ、世界中の人々は地球という一つの円に存在し、互いの違いを認識し認め合い、受け入れ尊重しあうことが世界平和につながると、地区内メンバーに呼び掛けられています。更に今年度の地区重点事業として、青少年関連事業・ポリオの根絶・危機管理への準備・ロータリーの公共イメージの向上・財団への認識と実行・ロータリーファミリーの拡大をあげられています。
RI・地区・クラブの垣根を乗り越えて「世界の平和」の実現に邁進いたしましょう!
「教えて!ロータリー」
前年度、宮田直前会長が「今こそ、エンジョイロータリー」と呼びかけられ、見事に実行されました。その中で3つのキーワード
1.人を知る楽しさ
2.新しい情報、新しい発見を知る楽しさ
3.ロータリーを知る楽しさ
を挙げられました。
今年度はそれらを含む全てのものを「ロータリー」としてとらえましょう。
ロータリークラブに存在する様々な多様性を受け入れ、今以上に親近感をもって、気軽に私たちのロータリーをあらゆる切り口から楽しみながら学びましょう。
今年度の方針としては年齢・キャリアのハードルを取っ払って「楽しみながら学ぶ」をモットーに有意義なロータリータイムを皆で堪能いたしましょう。
今年度のクラブの目標数値は
1.会員数純増2名
2.例会出席率80%
を目標と致します。皆様のご協力をお願い致します。
以上が今年度の運営方針です。1年間どうぞよろしくお願いします。
さて、まずは簡単な自己紹介をさせていただきます。
わたくしは氏名は大石竜基、1960年11月20日生まれ現在63歳になります。職場は当L&Lホテルセンリュウです。嫁さんは1名のみ。もうかれこれ出会って50年になろうかとしています。
スポーツとしては小さい頃から諫早SCで水泳をして、高校に入って遅い反抗期と挫折に出会い、水泳をやめて家を飛び出すという父親に抵抗を見せ、野球に転向いたしました。水泳ではまあまあの成績を残した訳ですが、野球は高校・大学と最初から最後まで芽が出ず終わってしまいました。やはり親の言う事は聞くべきと今感じています。
社会人になりまして、諫早青年会議所に26歳で入会。30歳で専務理事、38歳で第34代の理事長をさせていただきました。その年、長崎ブロック会員大会を諫早で開催し、時の実行委員長を当クラブの小溝忠徳さんに務めてもらいました。事前の県の協議会の質問で雨天対策はどうなっていますか?の問いに。「雨は降りましぇん」との小溝実行委員長の名言が今でも語り草となっています。
更に40歳で長崎ブロック協議会の会長を経験させていただき、県内外でたくさんの方と出会うことが出来、楽しく思い出に残るJCライフを過ごすことが出来ました。
そして42歳で先代からの2世会員として当クラブに入会した次第です。入会22年目となります。
趣味は中国の史記(小説・漫画・ゲーム何でも来いです)・ゴルフを少々HC6・テレビでのプロ野球観戦。好きな犬はパグ。好きな球団は西武ライオンズ。ライオンズ一筋56年です。好きな球団も犬も嫁さんもわき目もふらず一途な性格です。
好きな歴史上の人物は、日本の武将では無敗将軍とよばれた越後の龍、上杉謙信。中国では三国志の文武両道の諸葛亮孔明と趙雲子龍です。以上が自己紹介でした。
それではロータリーに話を戻したいと思います。
皆さん、ご承知の通り当クラブにおいては人数等の関係上、ロータリーの会長はおおよそ一生に一度しか経験できません。
過去の会長同様、わたくしもプレッシャーを感じたまま今、スタートラインに立った訳ですが反面、非常に楽しみでもあります。
ここ数日、それは何故なんだろうか?と、考えてみました。
私の中で出た答えは、普段我々は会社の中では対価を支払うべき社員のトップにいる又はいた訳ですが、ロータリークラブの会長とは逆に対価を支払われる皆さんの先頭に立つというポジションにあるということです。ましてや、うちのクラブには栗林さんを始め一筋縄ではいかないベテランの面々がいる訳です。当然これが大きなプレッシャーになるわけですね。
しかし、こういった経験は一生のうちでもそうそうできるものではありません。イバラの棘を踏まないとその痛みは知り得ることができませんし、転んだ人にしか立ち上がり方はわかりません。そして皆さんと時を共にする。そこが大きなプレッシャーと楽しみが同居しているという大きな要因だと感じています。
身体は当然、退化していくのは仕方のないことかもしれませんが、精神面の成長は生きている限りできる、という気概をもって、この1年間を特別な年、思い出に残る年にしていきます。何歳になっても成長を遂げていきたいものです。
とにもかくにも、今年度もみなさんにはロータリーを楽しんでいただくという事を目標に、1年間「損をした」と言われないように自分自身も健康に留意し運営に携わりたいと思います。
意に反し、例会を留守にする際には辻副会長、よろしくお願い致します。
今年度のクラブ幹事は当クラブで一番の切れ者と呼び声の高い山本繁隆君です。静かにしていれば見つけ出すのは困難ですが、必要以上に騒がしいので居場所は常に、すぐ分かると思います。山本幹事と1年間、珍道中を繰り広げてまいりますので、どうぞご期待ください。
最後になりますが、毎週木曜日の12時半から13時半、スケジュールの確保を切にお願いいたしまして、今年度運営方針の発表並びに新年度はじめのご挨拶といたします。1年間どうぞよろしくお願い致します。